「…しなさい」「…してください」は、あまり使いません。

口癖は誰にでもあります。 それは、イントネーションや文末、つなぎ言葉によくあらわれます。 担任として生徒に接するとき、イントネーションや、「え~」「要するに~」などのつなぎ言葉は、気になるものもありますが、それほど影響はありません。 しかし、文末表現には気を遣うべきだと思うのです。

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「何で命令されなきゃなんないの?」

担任と生徒です。しかし人と人です。自分の行動を他人に制限されたら誰でも不快に感じます。強制的に動かされるのも不快です。

初めは、先生だし、年配者だし(成績つける人だし)、言うことは聞いておこうと生徒は考えるでしょう。

しかし、納得していなければ、不快感はぬぐえません。それが不信感につながり、担任の言うことに耳を傾けなっていきます。

ですから、「・・・しなさい」は、ほとんど使うことがありません。「・・・しろ」はもっと使いません。

生徒が危険な行為をしている時は違いますが。

「何でお願いされるの?」

「・・・して下さい」や「お願いします」という表現を使う先生がいます。

「してください」も、他人に何かしてほしいことをお願いする際に使用する言葉です。生徒に何をお願いしているのだろうか?お願いするようなことなのだろうか?と考えてしまうのは私だけでしょうか。

生徒が言葉通りに受け止めていれば、「先生が自分たちにお願いしてい」となる。

生徒が学ぶ場で、学びを導き、支援していく先生が「学んでください、お願いします」と言っているのでしょうか。

生徒に、きれいで正しい言葉をたくさん浴びせたい先生が、こんな立場を間違えて捉えられてしまう言葉を使うのはおかしい、と思うのです。

まとめ

文末表現には気をつけましょう。

経験豊富な先生は、生徒に対して「・・・しよう」とか「・・・だよね」を多く使っているように感じます。

「・・・してください」や「お願いします」は、保護者や来校された方に使っています。

立場を考えているからこそ、使う文末表現も違ってくるということでしょう。

 

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